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◆クルーズ 2022/23◆全2色【CHANEL】ロングネックレス
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「久保田一竹・辻が花 」
画像の通り幻想的で上品な友禅染と手絞り染の優雅な染織です。
象徴的な図柄ではないのでどんなお着物の柄にも溶け込む特性がございます。
帯地は金通し織りですのでクラス感のしっかりとございます。
日常使いからお使い頂ける「久保田一竹・辻が花 」・・・1本お手元にいかがでしょうか。
画面のご想像をはるかに超える染織美をお楽しみ頂けると思います。
「初代 久保田一竹」氏は二十歳のとき、東京国立博物館で室町時代の「辻が花染め」の小裂に出会って以来、その美に魅了されて過去の模倣でなく、現代に息づく染色としての独自の『辻が花』研究に、文字通り心血を注いでまいりました。
しかしながらその間、召集、敗戦、ソ連への抑留を経験。十分な研究も出来ずじまいでした。
1948年、31歳で無事復員。生活のための、従来手懸けていた手描友禅で生計をたて、40歳にしてやっと本格的に『辻が花』の研究に取り組み始めました。
しかしその後も、毎日が失敗の連続でした。
赤貧の時代を経て20年間の辛酸をなめ尽くした研究の末、60歳にして初めて納得のいく作品が完成。
これを[一竹辻が花]と命名いたしました。
故、ダイアナ元妃にも振袖を贈るなどその世界への貢献度も素晴らしい数々の功績がのこされています。
今回はその一竹工房の素晴らしい作品をご紹介いたします。
<品質・サイズ>
●御仕立上り ●新古品 ●正絹 ●長さ約4,4m・幅約31cm
(*袋帯の長さにつきまして・・・一般的な現行品の長さ4,4mを基準に記載いたしております)
■「初代 久保田一竹」氏 略歴■
1917年10月7日 神田に生れる
1931年友禅師小林清師に入門
1934年大橋月皎師に人物画を学ぶ
1936年北川春耕師に日本画(山水・水墨画)を学ぶ
1937年東京国立博物館で古い辻が花の小裂に出会い魅了される。
1944年応召。終戦後、シベリアに抑留
1948年復員。辻が花の研究に着手
1961年独自の染色法一竹染を創業
1977年初の個展を開催
1990年フランスと世界に芸術的に影響を与えたということで[フランス芸術文化勲章シェヴァリエ章]を受賞
1993年文化庁より文化長官賞を受賞
1994年河口湖畔に自ら[久保田一竹美術館]を建設
1995年6月より10月にかけてはカナダ・オタワ近郊のカナダ国立文化史美術館にて個展
1995年11月~1996年4月にかけては、現存作家の個展を過去一度も開催したことのないワシントンD.C.のアメリカ最大のスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にて個展を長期開催
1997年日本全国13都市にて巡回展を開催するとともに、7月には[久保田一竹美術館]の『新館』が完成
2000年ベルリンとウィーンにて個展を開催
その後、久保田一竹美術館での創作舞台と連作「光響」の制作に全精力を投入。
2003年 4月26日逝去。享年85歳。
<二代目・一竹へと受け継がれる>